우주 중심시대의 영화와 예술The Arts and the Movies in the Age of Univeralism
- Other Titles
- The Arts and the Movies in the Age of Univeralism
- Authors
- 김채수
- Issue Date
- 2008
- Publisher
- 한국일본근대학회
- Keywords
- 일본의 애니메이션; 우주중심시대; 영화; 예술; 상대성이론
- Citation
- 일본근대학연구, no.19, pp.173 - 200
- Indexed
- KCI
OTHER
- Journal Title
- 일본근대학연구
- Number
- 19
- Start Page
- 173
- End Page
- 200
- URI
- https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/134951
- DOI
- 10.16979/jmak..19.200802.173
- ISSN
- 1229-9456
- Abstract
- 本硏究は宇宙中心時代の代表的藝術ジャンルと言われている映畵の藝術的特性及びその役割、それからその変貌の可能性などに對する考察を通して藝術の本質を究明することを目的とする。
本硏究はまず一次的に宇宙中心時代の到來経緯とその時代的到來の思想的背景を檢討た。その次宇宙中心時代の時代的特性と關連させ、この時代の最大の藝術ジャンルと評價されている映畵藝術ジャンルの特徵を考察し、それを通して宇宙中心時代の藝術的特質を究明した。終りに宇宙中心時代の藝術と文化との關連性に対する考察を通して藝術がどのような形態に變わっていくかを捉え、それを根據として人間における藝術とは何かという問いを探った。
その結果は次のように整えられる。人間は1957年7月ソ連の人工衛星スプトニク1號の發射を切っ掛けとして宇宙中心時代へと取い込んだ。その時代の思想的基底はもうすでに20世紀初出現した、A.アイシュターインの相對性理論とH.ベルグゾソンの人間の內面意識論等によって成し逐げられていた。彶らのそのような理論は藝術家の表現對象を「現實世界」から「意識世界」へと轉換させていった。藝術家の表現對象が彼の現實世界から意識世界へと變っていく過程で前衛藝術運動が起きた。その中から出現したのが他ならぬ映畵藝術であったのである。
映畵は人間の意識世界を構成するものに對應されうる、人間の目の綱膜に取られた事物の映像を表現對象とし、人間がなかなか行くことの出來ない、空間的に遠く離れている地域の風情を見せて下る。それはそうすることよって觀客をして自分自身のところの狀況とか世界とがどういうものであるかを悟らせる。このように映畵は他の藝術ジャンルとは違って人間に空間的移動能力の限界を克服させて下ることによって機械化していく時代に相應しい20世紀の最高の藝術ジャンルと浮かび上がったのである。映畵は觀客をして事實上自分らがその映畵の中の特定人または特定集團と同じ現實世界の中に處じているということを悟らせることによっては観客に彼らの必要とする情報を与える。映畵は觀客にそうした役割を果すことによって彼らを美的狀態へと導いていくのである。
今後映畵の藝術的表現は科学を利用して警くべき宇宙の世界を昭らし出し人間をして自分達の存在と世界に対するの神秘感を享有させるのにその目標が與えられるだろう。今後の宇宙中心時代を代表されうるある新しい藝術ジャンルが出現するとするならば、それは確かに映畵藝術ジャンルを基にして成立するのに間違うないだろう。またそれは宇宙の中に浮かばれている人間の存在に對する虛構的意識を生命の意識へと轉換させていける文化ジャンルのーつへと發展していけると豫像される。このように考えてみた場合、人間における藝術の本質的役割は人間から生命意識を呼び起こす永遠なる手段だと規定されるのである。
- Files in This Item
- There are no files associated with this item.
- Appears in
Collections - College of Liberal Arts > Department of Japanese Language and Literature > 1. Journal Articles
Items in ScholarWorks are protected by copyright, with all rights reserved, unless otherwise indicated.