沈積する<日本沈没>の物語

Transported Story of the “Japan Sinks”
  • Kanazu Hidemi

초록

本稿は、戦後日本社会に定着したソフトである『日本沈没』の物語を、原作小説である小松左京『日本沈没』のモチーフを確認した上で、その後に映画やマンガといったメディアで展開された「日本沈没」の物語とともに解読したものである。その際に、批判的前提としたのは「セカイ系の困難」という1990年代後半以降の「ゼロ年代の想像力」の文脈で読み込まれる「日本沈没」像であった。国家や日本人を語らない、無関心のセカイ系をめぐる議論の危うさを指摘し、2000年代に生み出された映画「日本沈没」、マンガ『日本沈没』を題材に論じた。たしかに「日本」「日本人」というナラティブは後景に退くものの、そこには別の形で準備されるナショナルな意識、アイデンティティが存在することを指摘した。

키워드

The Novel "Japan Sinks"、Komatsu Sakyo、The Movie “Japan Sinks"、The Comics “Japan Sinks"、The Emperor小説『日本沈没』小松左京、映画『日本沈没』マンガ『日本沈没』天皇
제목
沈積する<日本沈没>の物語
제목 (타언어)
Transported Story of the “Japan Sinks”
저자
Kanazu Hidemi
DOI
10.16979/jmak..38.201211.111
발행일
2012
저널명
일본근대학연구
38
페이지
111 ~ 130