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1930년 전후 일본프롤레타리아 아동문화와 사상 -무라야마 토모요시(村山知義)의 그림⋅만화⋅영화를 중심으로-1930年前後日本プロレタリア児童文化と思想 -村山知義の絵・漫画・映画を中心に-

Other Titles
1930年前後日本プロレタリア児童文化と思想 -村山知義の絵・漫画・映画を中心に-
Authors
이정욱
Issue Date
2013
Publisher
한국일본사상사학회
Keywords
Tomoyoshi Murayama; Proletarian juvenile Culture; Kodomo no tomo; shonen senki; Flip Book; 무라야마 토모요시; 프롤레타리아 아동문화; 어린이의 벗; 소년전기; 플립북
Citation
日本思想, no.24, pp.179 - 202
Indexed
KCI
Journal Title
日本思想
Number
24
Start Page
179
End Page
202
URI
https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/105176
ISSN
1229-9235
Abstract
村山にとって映画との関係の端緒でもあった『子供之友』と『少年戦旗』における活動を取りあげた。幼い時期から接した『子供之友』は、絵を通じて雑誌の消費者から生産者になった村山に、自由な想像力を養う場であった。子供を想像の世界から創造への世界に導きだした『子供之友』での村山の「3びきのこぐまさん」は、のちにアニメージョン映画として製作された。絵が映画になった過程には、村山が『少年戦旗』に描いたパラパラ漫画があった。本を読みながら1本の映画を観るような感覚を子供に与えたパラパラ漫画はアニメーション映画への可能性を示したことを確認した。イデオロギー性を強調する『少年戦旗』に村山は反感も抱いたが、絵と絵を繋ぎ合わせることで漫画になり、漫画のキャラクターを動かすことでアニメーション映画になる過程の実践を試みたのもこの『少年戦旗』であった。また映画『三匹の小熊さん』は、映画製作の前段階である絵や漫画を通じた、アニメーション映画製作への挑戦であり、子供に思想を強調するプロレタリア児童文化への挑戦でもあったことを明らかにした。固定した階級闘争の考え方に疑問を持っていたと思われる村山は、弱者の存在に注意しながらも、既成の左翼運動とはある程度距離をとっていた。このような村山の姿勢は、政治色が濃いプロレタリア児童文化に反対し、プロレタリア思想をもちながらも面白みを追求した彼の児童文化作品を制作し、プロレタリア児童文化と大衆児童文化を繋げる回路を準備したものとして、重要な役割を果たすものであろう。
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College of Liberal Arts > Center for Japanese Studies > 1. Journal Articles

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