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무라카미 하루키(村上春樹)의『바람의 노래를 들어라(風の歌を聴け)』론 -작품 속의 세계관을 중심으로-

Authors
김청균
Issue Date
2012
Publisher
한국일본어문학회
Keywords
enlightment; mind; individualism; 계발; 마음; 개인주의
Citation
日本語文學, v.1, no.53, pp.139 - 156
Indexed
KCI
Journal Title
日本語文學
Volume
1
Number
53
Start Page
139
End Page
156
URI
https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/110799
ISSN
1226-0576
Abstract
本稿では、村上春樹の『風の歌を聴け』を、世界観を中心に考察した。具体的には作品の中の登場人物の造型の意味を通して分析を行なった。まず、鼠という人物について考察することによって、この作品には近代の理性主義や人間中心主義に対する批判がなされていることがわかった。次に、架空の作家ハートフィールドという人物の造型によってこの作品には、ありとあらゆる問題を心の問題と見なす仏教的世界観がみられるととらえた。さらに、〈小指のない女の子〉と〈ラジオのDJ〉の造型を通して、現代人の個人主義的なライフ・スタイルがあらわれていると分析した。このような様々な世界観が融合し、春樹文学の原点になったものがすなわち『風の歌を聴け』なのである。
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College of Liberal Arts > Center for Japanese Studies > 1. Journal Articles

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