근대초기 한국 내 일본어 문학의 형성과 문예란의 제국주의 ―『朝鮮』(1908-11)․『朝鮮(満韓)之実業』(1905-14)의 문예란과 그 역할을 중심으로The Studies on Formation of 'Japanese Literature' in Korea and Japanese Imperialism of 'Literary Art' Section in the Early Modern Times
- Other Titles
- The Studies on Formation of 'Japanese Literature' in Korea and Japanese Imperialism of 'Literary Art' Section in the Early Modern Times
- Authors
- 정병호
- Issue Date
- 2010
- Publisher
- 중앙대학교 외국학연구소
- Keywords
- 일본어잡지; 조선의 실업; 조선; 일본어문학; 이중언어문학; 日本語雑誌; 朝鮮之実業; 朝鮮; 日本語文学; 二重言語文学
- Citation
- 외국학연구, v.14, no.1, pp.387 - 412
- Indexed
- KCI
OTHER
- Journal Title
- 외국학연구
- Volume
- 14
- Number
- 1
- Start Page
- 387
- End Page
- 412
- URI
- https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/117543
- DOI
- 10.15755/jfs.2010.14.1.387
- ISSN
- 2288-4599
- Abstract
- 本論文は1900初年代の日本語文学、その中で当時韓国で刊行された日本語経済雑誌『朝鮮(満韓)之実業』・総合雑誌『朝鮮』の文芸欄を検討したものである。それで、この文芸欄はこの雑誌の刊行目的と大きく関わっている当時のコロニアル言説とどう関わっているのか、当時韓国内日本人社会における役割は何なのか、その文芸欄における韓国物の持つ意味は何なのかを分析し、近代初期日本の植民地化が進みつつあった韓国内の日本語文学の性格とその特徴を考察した。近代初期韓国で日本語文学の拡散を図っていた人たちは韓国日本語文学に対してその文学の生産・消費の主体である在韓日本人社会の堕落と悪弊を啓蒙・救済する役割を、さらに文学を介した日本人社会の優越的な文化共同体を築くこという役割を期待していた。また、韓国独自の「文学」「美術」が存在していないという論理や韓国に日本語や日本文学を「移植」「培養」すべきだという主張は、初期日本語文学の持つ植民地主義的特徴をよく呈していると言える。当時日本語雑誌の文芸欄で韓国的素材を広く取り入れ朝鮮文学を積極的に紹介・翻訳したことも帝国主義的日本文学の自己同一性と繋がっており、植民地の知の獲得と密接な関係を持っていたと言える。
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Collections - College of Liberal Arts > Department of Japanese Language and Literature > 1. Journal Articles
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