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그림의 전달력・문자의 표현력—『국보 겐지모노가타리에마키(国宝 源氏物語絵巻)』를 중심으로—Expression power of characters and expressiveness of pictures -Focusing on the national treasure “Genji Monogatari Emaki”-

Other Titles
Expression power of characters and expressiveness of pictures -Focusing on the national treasure “Genji Monogatari Emaki”-
Authors
김수미
Issue Date
2018
Publisher
한국외국어대학교 일본연구소
Keywords
The national treasure “Genji Monogatari Emaki”: The Illustrated Handscroll of The Tale of Genji; Genji Monogatari; Kotobagaki; characters; pictures; 『国宝 源氏物語絵巻』; 『源氏物語』; 詞書; 文字; 絵画
Citation
일본연구, no.78, pp.67 - 90
Indexed
KCI
Journal Title
일본연구
Number
78
Start Page
67
End Page
90
URI
https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/131856
DOI
10.15733/jast.2018..78.67
ISSN
1225-6277
Abstract
本論文は、『源氏物語』を絵画化した作品である『国宝 源氏物語絵巻』が、《文字》と《絵画》という異なる媒体をどのように活用して表現していくのか、その表現体系を考察しようとしたものである。 従来、本作品は、絵の画面の表現力により重点をおいて、『源氏物語』の内容と関わらせて紹介され、解釈される場合が多かった。しかし、『国宝 源氏物語絵巻』は、文字(詞書)と絵が交互に交錯しながら、展開される作品であり、したがって、物語本文、絵巻の文字、絵巻の絵画という三者の表現体系を総合的に検討する視点が要請されるといえよう。 そのような観点から「横笛」 「宿木一」 「早蕨」 「御法」という場面を検討した結果、絵巻の文字と絵が異なる表現方式でお互い補完しながら、物語の内容を伝達する様相を確認した。特に、「早蕨」の場面における弁を始め女房たちは、文字テキストで設定した実際の年齢と異なる顔で描写されたり、また「御法」場面における明石中宮は、非現実的に小さい身体で表現されたりするなど、独特な人物表現として描かれていた。それは、遠近法・逆遠近法などのような絵画的論理によるものではなく、その絵の画面においてその人物を通して表現しようとした象徴性や絵巻の解釈が反映されたものと思われる。 以上のように、『国宝 源氏物語絵巻』は、文字が有する機能・絵画が有する機能をお互い活用・共鳴し合いながら、『源氏物語』とは異なる新しい作品世界を構築していくものといえよう。
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College of Liberal Arts > Department of Japanese Language and Literature > 1. Journal Articles

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KIM, Soo mi
문과대학 (일어일문학과)
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