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근대 의학 교육과 번역 - 이마다 쓰카누의 『實用解剖學』 번역을 중심으로-Modern Medical Education and Translation

Other Titles
Modern Medical Education and Translation
Authors
김성은Kanazu Hidemi
Issue Date
2014
Publisher
일본어문학회
Keywords
선교의료; 제국의료; 실용해부학; 이마다 쓰카누; 번역론; 宣教医療、帝国医療、実用解剖学、今田束、翻訳論
Citation
일본어문학, no.64, pp.501 - 524
Indexed
KCI
Journal Title
일본어문학
Number
64
Start Page
501
End Page
524
URI
https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/133342
DOI
10.21792/trijpn.2014..64.025
ISSN
1226-9301
Abstract
東アジアにおける近代医学は二つのルートで拡散された。一つは近代植民地主義の展開のなかで宗主国が植民地に対しておこなう公的な医療を指し、帝国医療と呼ばれる。もう一つは植民地行政に色濃く縁取られた帝国医療とは別に、キリスト教諸派のミッションによる宣教医療である。本稿は解剖学教科書の翻訳問題を取り上げ、宣教医療と帝国医療のあり方を明らかにすることを目標とする。まず、近代日本における解剖学教科書の翻訳史や医学教育史のなかで今田束の『実用解剖学』を位置付けた。また、今田束の『実用解剖学』が朝鮮に受け入れられ、宣教医療のルートである済衆院と帝国医療のルートである大韓医院で翻訳される過程を考察した。その結果、最初済衆院は英語の医学書を韓国語で翻訳しようと試みたが、医学用語の翻訳に困り、日本語の医学書を参考にしたことが明らかになった。医学用語の翻訳の困難さ、そして朝鮮人助手の成長によって宣教医療のルートである済衆院も日本経由の解剖学知識を教育することになったのである。この例が示すように、東アジアにおける近代的知の形成に漢字文化圈という翻訳ルートが重要な要因として作用したことが浮彫りになった。
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College of Liberal Arts > Department of Japanese Language and Literature > 1. Journal Articles

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