레이디스 코믹이 재현하는 여성의 일상 - 3.11 동일본대지진의 사례를 중심으로 -Representations of Women's Everyday Life in Japanese Ladies' Comics: Focusing on Works Dealing with 3.11 Great East Japan Earthquake
- Other Titles
- Representations of Women's Everyday Life in Japanese Ladies' Comics: Focusing on Works Dealing with 3.11 Great East Japan Earthquake
- Authors
- 김효진
- Issue Date
- 2014
- Publisher
- 한국일본학회
- Keywords
- 레이디스 코믹; 레디코미; 3.11 동일본대지진. 방사능오염; 여성의 경험; 만화
- Citation
- 일본학보, no.98, pp.445 - 460
- Indexed
- KCI
- Journal Title
- 일본학보
- Number
- 98
- Start Page
- 445
- End Page
- 460
- URI
- https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/133480
- ISSN
- 1225-1453
- Abstract
- 「レディース・コミック」は、成人女性を主な読者層とする日本の漫画ジャンルである。この論文では、レディース・コミックの中から3.11東日本大震災をテーマにする漫画作品に焦点を当て、一般的にはメロドラマ的な典型性と通俗性を特徴とするレディース・コミックでなぜ3.11東日本大震災が持続的かつ集中的に再現されているかについて分析している。80年代のジャンルの誕生以降、90年代の性描写中心の「レディコミ」の分化にも関わらず、レディース・コミックは女性の日常と経験を主なテーマにしてきた。「3.11あの日を忘れない」シリーズなど、3.11東日本大震災を扱っている作品も、家族愛と感動を強調した、典型的な災害克服ストーリーがほとんどである。しかし、その例外として福島を背景にして、日常を破壊された悲しみと恐怖を正面から描いている作品も存在する。同じシリーズの中でもこのような相反する傾向が同時に存在する理由として1)福島原発の問題について母親たちだけが放射能の問題を提起してきたという日本社会のジェンダー秩序があること、2)大衆ジャンルーとしてレディース・コミックは、女性の日常と経験を写し出す鏡としての役割をしているということがあげられるだろう。
- Files in This Item
- There are no files associated with this item.
- Appears in
Collections - College of Liberal Arts > Center for Japanese Studies > 1. Journal Articles
Items in ScholarWorks are protected by copyright, with all rights reserved, unless otherwise indicated.