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『征韓録』에 대한 일고찰A Study on the World of SEIKANROKU

Other Titles
A Study on the World of SEIKANROKU
Authors
최관
Issue Date
2012
Publisher
한국일본학회
Keywords
壬辰倭乱; 征韓録; 征韓論; 三韓征伐; 朝鮮征伐記; 李統制; 木曽官
Citation
일본학보, no.90, pp.179 - 188
Indexed
KCI
Journal Title
일본학보
Number
90
Start Page
179
End Page
188
URI
https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/134121
ISSN
1225-1453
Abstract
『征韓録』は島津久通の編纂によって、1671年6巻6册に完成される。薩摩藩の立場から秀吉の朝鮮侵略をまとめようとした特異な作品である。編纂の目的は、壬辰倭乱期に活躍した島津家の祖先の武勲を宣揚しようとすることにあるが、それのために他の朝鮮軍記物とは異なり、藩内だけでなく国内外から関連資料を集め、また薩摩藩の範囲を越えて客観的に戦乱史を構築している。本稿では韓日両国でいまだに『征韓録』についての単独論文が見えない現実を踏まえ、『征韓録』の特徴を、いわゆる「神功皇后の三韓征伐」との関連性、「征韓録」と「征韓論」との関わり、李統制と牧司(もくそ)についての記事、中国資料の引用という側面から考察したのである。『征韓録』の中では、『武備志』、『両朝平壌録』などの中国側の資料を読んだと明らかに示されている。全体的に島津家やその家臣たちの動きを強調したり詳しく叙述したりする限界はあるものの、中国側の資料を検証しながらも戦乱の全貌を客観的に記述しようとしたのは、重要な特徴といえよう。このような特徴により、朝鮮軍記物の展開段階から見て第二段階の『朝鮮征伐記』とほぼ同じ性格であると指摘できる。同時に『征韓録』から見られる内容の独自性は薩摩藩の優れた情報収集能力と薩摩藩の根強い対朝鮮認識を見せてくれる。
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College of Liberal Arts > Department of Japanese Language and Literature > 1. Journal Articles

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