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「東亜医学」と帝国の学知: 「提携・連携」と侵略のはざまで‘Oriental Medicine’ as Imperial Knowledge in Showa Era

Other Titles
‘Oriental Medicine’ as Imperial Knowledge in Showa Era
Authors
Kanazu Hidemi
Issue Date
2012
Publisher
한국일본학회
Keywords
東亜医学; 文化提携; 満州; 東亜協同体論
Citation
일본학보, no.90, pp.203 - 214
Indexed
KCI
Journal Title
일본학보
Number
90
Start Page
203
End Page
214
URI
https://scholar.korea.ac.kr/handle/2021.sw.korea/134155
ISSN
1225-1453
Abstract
本稿は1930年代に本格化する「東亜医学」復興運動を主題に、帝国日本における医学という学知がいかなる問題を有していたのかに焦点を当てたものである。近年、提唱されている「帝国医学」「帝国医療」という研究潮流を前提にしながらも、それらの研究が主として西洋医学を中心に論じられていることに対し、東洋医学(漢方医学)の動向も含めて論じる必要性を提起した。そのために、まず明治以降の近代西洋医学導入の様相、帝国日本の植民地であった台湾․朝鮮、そして傀儡国家․満州での医育政策を概観した。そしてそうした状況のなかで提唱された「東亜医学」の様相を、主として東亜医学協会の設立を中心に、「昭和の漢方」が新たに担った課題はなにであったのかについて明らかにしたものである。近代以降の東洋医学は西洋医学との比較の上で、「非文明․野蛮」と名指されたが、「昭和の漢方」の課題はそれらの名指しに対抗しつつ、1930․40年代の時代的要請を受けて、「東亜の文化提携」の名のもとに日本帝国の侵略を下支えした。敗戦後に漢方医学が再度振り返られる際にも、30․40年代の動向はほとんど省みられることはなく、あるいは時局に責を預けるか、「復興への努力」として語られることでしかない。東アジア共同体が声高に語られる現在、かつての「文化提携」の語り口を検討することは必要な作業であると考える。
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College of Liberal Arts > Department of Japanese Language and Literature > 1. Journal Articles

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